たい‐せい【態勢】
ある物事や情勢に対してとる構え。「受け入れの—を整える」「24時間—を取る」 [補説]「態勢」はそのことに対する構え・準備の意に、「体制」は整った状態・秩序立った仕組みの意に重点がある。
たっ‐かん【達観】
[名](スル) 1 広く大きな見通しをもっていること。遠い将来の情勢を見通すこと。「時勢を—する」 2 目先のことや細かなことに迷わされず、真理・道理を悟ること。俗事を超越し、さとりの境地で物事...
ちいきけいざい‐ほうこく【地域経済報告】
日本銀行が年4回公表する、国内各地域の景気情勢についてまとめた報告書。企業ヒアリングで得られた情報をもとに、地域経済に関する各種のデータを用いて取りまとめたもので、設備投資、個人消費、住宅投資、...
ちゅうゆうき【中右記】
平安後期の公家、中御門(なかみかど)右大臣藤原宗忠の日記。寛治元〜保延4年(1087〜1138)の記事があり、院政期の政治情勢や有職(ゆうそく)などを知る基本史料。宗忠公記。中右抄。愚林。
つうか‐きき【通貨危機】
通貨の対外的な価値が急激に下がることで、その通貨が流通する国・地域の経済に大きな混乱・打撃を与えること。新興国では、経済情勢が不安定なことに加え、外国為替相場の取引規模が比較的小さいため、ヘッジ...
つう‐かん【通観】
[名](スル)全体にわたってひととおり見渡すこと。「世界の情勢を—する」
てい‐さつ【偵察】
[名](スル)ひそかに敵の動静などを探ること。「敵国の情勢を—する」「空中—」
てんぼう‐リポート【展望リポート】
日本銀行の政策委員が、金融政策決定会合の決定を経て毎年4月と10月に発表する「経済・物価情勢の展望」の通称。金融政策の基になる実質国内総生産や消費者物価の見通しを「中心値」と「大勢」で示し、当面...
トロイせんそうはおこらない【トロイ戦争は起こらない】
《原題、(フランス)La guerre de Troie n'aura pas lieu》ジロドゥーによる2幕の戯曲。1935年、パリのアテネ座にて初演。第一次・第二次大戦の間に執筆されたもので...
なん‐きょく【難局】
困難な局面。処理のむずかしい重大な情勢。「—を乗り切る」「—に立つ」