しょ‐じじょう【諸事情】
さまざまな都合。もろもろの理由。あれこれの事情・理由のあることを婉曲に示す。「天候や—により中止の場合があります」「避難者が抱える—を十分理解する必要がある」
しょっこうじじょう【職工事情】
農商務省が工場法立案の基礎資料として作成した、工場の労働事情調査報告書。明治36年(1903)刊。当時の厳しい労働実態を詳細に記録している。
しん‐じょう【心情】
心の中にある思いや感情。「被災者の—を察する」「—的には賛成だ」
しん‐じょう【真情】
1 うそ偽りのない気持ち。まごころ。「—を吐露する」「—があふれた手紙」 2 真実の状態。実情。「世の中の—をかいま見る」
しん‐じょう【親情】
親しむ心。親しみの気持ち。「侯の—謝するに辞(ことば)なし」〈織田訳・花柳春話〉
しんせいようじじょう【新西洋事情】
深田祐介による随筆集。昭和50年(1975)刊行。翌年、第7回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
じ‐じょう【事情】
物事がある状態に至るまでの理由や状態。また、その結果。事の次第。「やむをえぬ—があって遅れる」「—が許す限り協力する」「業界の—に通じる」「中南米諸国の—に明るい」「住宅—」「交通—」
じそん‐かんじょう【自尊感情】
自己に対して肯定的な評価を抱いている状態、あるいは、自分自身を価値ある存在として捉える感覚を指す、心理学の用語。self-esteemの訳語。
じつ‐じょう【実情/実状】
1 物事の実際の事情・情況。「被災地の—を調査する」 2 (実情)偽りのない心情。真情。まごころ。「—を尽くす」
じゅん‐じょう【殉情】
感情のおもむくままに自分をゆだねること。「—の人は歌うことにこそ纔(わずか)に慰めはあれ」〈佐藤春夫・殉情詩集〉