ゆうげん‐たい【幽玄体】
言外に奥深い情趣・余情のある歌体。幽玄様。
ゆう‐こく【憂国】
国の現状や将来について心を痛めること。「—の士」「—の情」
ゆう‐しゅ【幽趣】
奥深く静かな風情。奥ゆかしい風情。
ゆう‐しゅう【幽愁】
深い悲しみや嘆き。「全体の表情に言われぬ—の趣を帯びさせている」〈荷風・二人妻〉
ゆう‐じょう【友情】
友達の間の情愛。友人としてのよしみ。「—が芽生える」「—に厚い」 [補説]書名別項。→友情
ゆうじょう【友情】
武者小路実篤の小説。大正8年(1919)発表。一人の女性をめぐる二人の青年の恋愛と友情の葛藤(かっとう)を通し、理想主義を追求した作品。
立野信之の小説。昭和9年(1934)「中央公論」誌に...
ゆう‐じょう【有情】
[名・形動] 1 心のあること。人間としての感情があること。また、そのさま。「—なるが故に相聚合し、有欲なるが故に相協力す」〈逍遥・当世書生気質〉 2 感情や感覚をもつこと。
ゆうじょ‐ひょうばんき【遊女評判記】
江戸時代の評判記の一。遊女1の容姿・性情の品定めを主に、客の遊興の案内などを記したもの。各地で刊行された。
ゆう‐せい【憂世】
世の中や国家の安危を憂えること。憂国。「—愛国の情」
ゆう‐ぜん【油然】
[ト・タル][文][形動タリ]盛んにわき起こるさま。また、心に浮かぶさま。「—と雲がわきたつ」「—として詩情がわく」