だ【惰】
[常用漢字] [音]ダ(呉) 1 だれてしまりがない。だらける。「惰気・惰弱・惰眠/勤惰・怠惰・遊惰・懶惰(らんだ)」 2 これまでの状態を変えない。「惰性・惰力」
だ‐き【惰気】
だらけた気分。なまけ心。「—を生じる」「—満々」
だき‐まんまん【惰気満満】
[ト・タル][文][形動タリ]だらけた気分に満ちているさま。やる気がまったくないさま。
だこう‐しけん【惰行試験】
自動車などの走行抵抗を測定する試験方法の一。エンジンの動力が車輪に伝わらないようトランスミッションをニュートラルの状態にして、シャーシダイナモとよばれるローラー上で、ある速度から所定の速度に減速...
だ‐じゃく【惰弱/懦弱】
[名・形動] 1 気持ちに張りがなく、だらけていること。意気地のないこと。また、そのさま。柔弱。「不勉強で—な学生」 2 勢力や体力などが弱いこと。また、そのさま。「—なチームを特訓する」
だ‐せい【惰性】
1 これまでの習慣や勢い。 2 ⇒慣性(かんせい)
だせい‐けい【惰性系】
⇒慣性系(かんせいけい)
だ‐そう【惰走】
[名](スル)惰性で走りつづけること。
だ‐のう【惰農】
なまけものの農夫。
だ‐みん【惰眠】
なまけて眠ること。転じて、何もしないで怠けていること。活気のまるでないこと。「突如としてその—から覚めた」〈芥川・葱〉