い‐き【意気】
1 事をやりとげようとする積極的な気持ち。気概。いきごみ。「その—で頑張れ」「人生—に感ず」 2 気だて。気性。気前。「心のむさきを—のわるきなど言ふ」〈色道大鏡・一〉 3 意地。いきじ。「張り...
こ‐いき【小意気/小粋】
[名・形動] 1 どことなく粋なこと。洗練されていること。また、そのさま。「—な身なり」 2 (「小意気過ぎる」の形で)こましゃくれているさま。小生意気(こなまいき)。「—過ぎたる小坊主め」〈浄...
こころ‐いき【心意気】
1 気だて。心ばえ。特に、さっぱりした気性。「あの鼠小僧と云う野郎は、第一—が嬉しいや」〈芥川・鼠小僧次郎吉〉 2 物事に積極的に取り組もうとする気構え。意気込み。気概。「—を示す」 3 気どる...
こ‐なまいき【小生意気】
[形動][文][ナリ]いかにも生意気なさま。生意気で憎らしいさま。「—な娘」
なま‐いき【生意気】
[名・形動]自分の年齢や能力を考えず、出すぎた言動をすること。また、そのさま。「—な口をきく」
ぶ‐いき【不意気/無意気/不粋】
[名・形動]いきでないこと。あか抜けしないこと。また、そのさま。やぼ。ぶすい。「そんな—なことを言い出して」〈露伴・幻談〉
む‐いき【無意気】
[名・形動ナリ] 1 無骨で強引なこと。また、そのさま。ぶいき。「—なる俄(にはか)道心」〈咄・露がはなし・一〇〉 2 (「無息」にかけて)一気に酒を飲むこと。また、そのさま。「山田屋で一杯—に...
むこう‐いき【向こう意気】
相手に対抗して張り合う気持ち。向こう気。「—が強い」