ぐしんらいさん【愚神礼讃】
《原題、(ラテン)Encomium Moriae》エラスムスの著書。1511年刊。痴愚女神の自己礼讃の形式で、哲学者・神学者の空虚な論義、聖職者の偽善などを鋭く風刺し、人文主義の立場から支配者・...
ぐ‐じょ【愚女】
1 愚かな女。 2 自分の娘をへりくだっていう語。
ぐ‐じん【愚人】
愚かな人。愚者。ぐにん。
ぐず【愚図】
[名・形動]はきはきしないで動作や決断が鈍いこと。また、そのような人やさま。「—なやつ」 [補説]「愚図」は当て字。
ぐず‐ぐず【愚図愚図】
[副](スル) 1 のろのろといたずらに時間を費やすさま。「借金の返済を—(と)引き延ばす」 2 ぶつぶつ不平を言うさま。また、幼児がむずかるさま。「いつまでも—言うな」 3 天候がはっきりし...
ぐず‐つ・く【愚図つく】
[動カ五(四)] 1 はっきりした行動・態度をとらずにいる。ぐずぐずする。「決心がつかないまま—・いている」 2 だだをこねる。ぐずる。「子供が—・いて寝つかない」 3 雨が降ったりやんだりで、...
ぐずら‐ぐずら【愚図ら愚図ら】
[副]行動が鈍いさま。また、不平をぶつぶつ言うさま。「—といつまでも仕事にかからない」 [補説]「愚図」は当て字。
ぐず・る【愚図る】
[動ラ五(四)] 1 機嫌が悪くて泣いたりすねたりする。むずかる。「赤ん坊が—・る」 2 素直に納得せず、無理を言って困らせる。ごねる。「余り此方で騒ぐと…故意(わざ)と—・りたがるからね」〈独...
ぐ‐せい【愚生】
[代]一人称の人代名詞。主に書簡文で、男性が自分をへりくだっていう語。小生。
ぐ‐せつ【愚拙】
[代]《「愚かでつたない者」の意から》一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。愚生。