エー‐エッチ‐ピー‐エヌ‐ディー【AHPND】
《acute hepatopancreatic necrosis disease》急性肝膵臓壊死症。甲殻類のかかる細菌感染症の一種。腸炎ビブリオを原因菌とし、肝臓や膵臓が変色して壊死する。クルマ...
エーがた‐インフルエンザウイルス【A型インフルエンザウイルス】
ウイルス内部の抗原性の違いからA・B・C型の3種類に分類されるインフルエンザウイルスのうちA型に分類されるウイルスの総称。鳥類や人・豚・馬などの哺乳類に感染する。 [補説]A型ウイルスは、カモ類...
エーがた‐かんえん【A型肝炎】
ウイルス性肝炎の一。A型肝炎ウイルス(HAV)が経口感染し、発熱・倦怠感・吐き気・下痢などが起こり、やがて黄疸(おうだん)が現れる。感染力が強く、しばしば流行的に発生。感染症法の4類感染症に指定...
エーがたかんえん‐ウイルス【A型肝炎ウイルス】
A型肝炎の原因となる肝炎ウイルス。RNA(リボ核酸)をゲノムとするRNAウイルス。患者の糞便中に排出され、食べ物や水を介して感染し、2〜6週間の潜伏期を経て発症する。セ氏85度以上・1分間以上の...
エー‐ディー‐イー【ADE】
《antibody-dependent enhancement》感染やワクチン投与で産生された抗体が不十分または不適合であった場合、かえってウイルスの感染性を高めてしまう現象。抗体依存性感染増強...
エーディーエー‐けっそんしょう【ADA欠損症】
体内でアデノシンデアミナーゼ(ADA)を作り出せないために重度の免疫不全になる病気。ADAを合成する遺伝子が先天的に欠損または変異しているために起こる。リンパ球の数が極度に少なく、治療を行わない...
おうしょく‐ぶどうきゅうきん【黄色葡萄球菌】
皮膚や消化管に常在するぶどう球菌の一。ぶどう球菌の中では毒素が強く、健康な人でも傷口から侵入すると化膿症・肺炎・腹膜炎・髄膜炎などの重症感染症の原因となる場合がある。エンテロトキシンなどの毒素を...
おう‐せん【黄癬】
黄癬菌という真菌の感染によって起こる皮膚病。栄養不良の小児の頭の毛根周囲に小さな膿疱(のうほう)ができて毛が抜ける。
おうだんしゅっけつせい‐レプトスピラびょう【黄疸出血性レプトスピラ病】
レプトスピラ病の一。ドブネズミの病原体を含む排泄物(はいせつぶつ)の混入した水から皮膚に感染して起こることが多く、高熱・頭痛・筋肉痛・嘔吐(おうと)や目の充血がみられ、黄疸や鼻・歯肉・皮下の出血...
おうとげり‐しょう【嘔吐下痢症】
ウイルスによる感染性胃腸炎。嘔吐に始まり、続いて下痢になる。原因となるウイルスにはノロウイルスやロタウイルスなどがある。冬期、乳幼児に多くみられ、通常は1週間くらいで治まる。下痢の間は水分の補給...