こうてんせい‐めんえきふぜんしょうこうぐん【後天性免疫不全症候群】
白血病・悪性リンパ腫・再生不良性貧血・HIV感染症などのために、免疫機構が損なわれた状態。続発性免疫不全症候群。
こう‐びょうげんせい【高病原性】
ウイルスなどの病原体に感染症を引き起こす性質があり、その程度が高いこと。
こうびょうげんせい‐とりインフルエンザ【高病原性鳥インフルエンザ】
鳥インフルエンザのうち、鶏やウズラなどの家禽に対して強い病原性を有し、感染した鳥の致死率が高いもの。流行すると養鶏などの産業に大きな損害を与える。家畜伝染病の一つ。通常、人には感染しないが、H5...
こくさい‐けんえきかんせんしょう【国際検疫感染症】
⇒検疫感染症
こくさい‐でんせんびょう【国際伝染病】
昭和52年(1977)に厚生省(現厚生労働省)が定義した、ラッサ熱・マールブルグ病・エボラ出血熱の3疾患。現在これらの疾患は、感染症予防法の1類感染症、検疫法の検疫感染症に指定されている。
こくさい‐ほけんきそく【国際保健規則】
感染症などによる国際的な健康危機に対応するために世界保健機関(WHO)が定めた規則。「国際交通に与える影響を最小限に抑えつつ、疾病の国際的伝播を最大限防止すること」を目的とする。1951年に国際...
コクサッキー‐ウイルス【Coxsackie virus】
米国のニューヨーク州コクサッキーで最初に分離された球状のウイルス。主に子供が感染し、風邪の症状にはじまり、髄膜炎や筋炎を起こす。
こくりつ‐かんせんしょうけんきゅうしょ【国立感染症研究所】
感染症を予防・治療するための総合的な研究や予防医学・保健医療行政の基盤となる科学的研究を行う組織。厚生労働省の付属研究機関。感染症検査システムの運営、感染症発生時における全国の情報集約・提供や疫...
こくりつ‐こくさいいりょうけんきゅうセンター【国立国際医療研究センター】
国際的な調査・研究を必要とする感染症などの疾患に関する医療について、調査・研究・技術開発および関連する医療の提供、技術者の研修などを行う、厚生労働省所管の国立研究開発法人。国立高度専門医療研究セ...
こくりつ‐ほけんいりょうかがくいん【国立保健医療科学院】
保健・医療・福祉に関係する職員等の教育訓練や、関係する調査・研究を行う、厚生労働省の研究・研修機関。国立公衆衛生院、国立医療・病院管理研究所、および国立感染症研究所の一部を統合し、平成14年(2...