せっしゅすいしょう‐ちいき【接種推奨地域】
破傷風や黄熱などの感染症があり、渡航前に予防接種を受けることが推奨される国・地域。また、口蹄疫(こうていえき)やCSF(豚熱(ぶたねつ))などの拡大を防ぐため、家畜にワクチン接種を行う地域。
せっしょく‐かんせん【接触感染】
感染源に接触することによって感染すること。皮膚や粘膜などが直接触れあって感染する場合と、病原体が付着したタオルや容器などを介して間接的に感染する場合がある。直接感染。
せつごうきん‐しょう【接合菌症】
ケカビやクモノスカビなど接合菌類のケカビ目(ムーコル目)に属する真菌が引き起こす感染症の総称。重度の免疫不全を伴う人に日和見感染する深在性真菌症の一つ。主に空気を介して感染し、副鼻腔・肺・消化管...
セピ【CEPI】
《Coalition for Epidemic Preparedness Innovations》感染症を予防するワクチンの研究開発を支援する国際機関。エボラ出血熱など、平時には需要が少ないが、...
セフォタキシム【cefotaxime】
セフェム系抗生物質の一つ。敗血症や創傷・熱傷および手術後の二次感染などに効能をもつ。
セラチア‐きん【セラチア菌】
腸内細菌の一種でグラム陰性の桿菌。人に対しては弱毒性だが、体力・免疫力が低下した人に感染すると尿路感染症・気道感染症・心内膜炎・骨髄炎・敗血症などを起こす。
せん【染】
[音]セン(慣) ゼン(漢) [訓]そめる そまる しみる しみ [学習漢字]6年 1 色をしみ込ませる。そめる。「染色・染織・染毛・染料/捺染(なっせん)」 2 色がつく。しみ込む。影響を受け...
せんけい‐コンジローマ【尖圭コンジローマ】
ヒト乳頭腫ウイルスの感染によって性器の周辺に生じるいぼ状の腫瘍。性行為感染症の一つ。良性の腫瘍だが、まれに癌に移行することもある。
せんこう‐かんせん【先行感染】
ある疾患を発症する前に罹患していた感染症で、その疾患の発症に関与していると考えられるもの。
せんざいせい‐ひふしんきんしょう【浅在性皮膚真菌症】
真菌症のうち、感染が角質や表皮など皮膚の表層にとどまるもの。白癬・皮膚カンジダ症・癜風・マラセチア毛包炎など。