のう‐えん【脳炎】
脳そのものに起こる炎症。ウイルスの感染による日本脳炎や、ヘルペス・風疹(ふうしん)などのあとにおこる続発性脳炎などがある。
のう‐かしん【膿痂疹】
細菌の感染により表皮内で化膿を起こし、水疱(すいほう)とかさぶたができた状態。虫刺されのあとにできるものや、とびひなど。
のうこう‐かんせん【濃厚感染】
結核菌などを一時に多量に受けて起こる感染。
のうこうせっしょく‐しゃ【濃厚接触者】
《close contact》感染症と確定された患者や、感染症などの疑いがある有症者に直接触れたり、屋内等で長時間の接触があったりした人。定義は感染症により異なる。高危険接触者。
のう‐のうよう【脳膿瘍】
脳の実質内に細菌が感染して化膿巣を形成し、膿(うみ)がたまる病気。中耳炎・心内膜炎などの病巣から運ばれた細菌によることが多く、症状は脳腫瘍(のうしゅよう)に似る。
のう‐ふしゅ【脳浮腫】
頭部外傷・脳腫瘍(のうしゅよう)・脳内出血や脳の感染症などにより、脳の組織内に水分が異常にたまった状態。
のうほうせい‐せんいしょう【嚢胞性線維症】
全身の外分泌腺の機能が低下し、胎便性腸閉塞・慢性気道感染症・膵嚢胞線維症・肝硬変・慢性副鼻腔炎などさまざまな症状があらわれる遺伝性疾患。主に新生児・乳児期に発症する。日本人を含むアジア人ではまれ...
ノロウイルス【Norovirus】
感染性胃腸炎や食中毒の原因となるウイルスの一種。生ガキやハマグリなどの二枚貝を介して感染することが多く、感染者の糞便や嘔吐物から経口感染することもある。冬季に流行がみられる。
はい‐えそ【肺壊疽】
肺に腐敗菌が感染し、組織が壊死(えし)・融解する病気。肺化膿(かのう)症の一。
はい‐えん【肺炎】
肺に起こる炎症の総称。炎症の範囲から大葉性肺炎・気管支肺炎・間質性肺炎に分けられる。細菌・ウイルス・マイコプラズマ・クラミジアなどの感染によるものや、放射線・薬剤などに原因するものがあり、発熱・...