はいじょ‐じょうたい【排除状態】
ある国や地域において、特定の伝染病の原因となる土着のウイルス株が存在せず、感染による地域的な循環が生じなくなった状態。日本では平成27年(2015)に麻疹が排除状態にあると認定された。
ハイタッチ‐サーフェス【high touch surfaces】
不特定多数の人が触れやすい場所や物の表面。手すり、ドアノブ、機器のスイッチやボタンなど。細菌やウイルスが付着する可能性が高く、感染予防のための消毒が重要とされる。高頻度接触表面。高頻度接触面。
はい‐のうよう【肺膿瘍】
肺化膿症の一。肺に化膿菌(かのうきん)が感染して膿瘍ができるもの。
ハイブリッド‐めんえき【ハイブリッド免疫】
感染症で、ワクチン接種と自然感染の組み合わせによって獲得される免疫。
はい‐ペスト【肺ペスト】
ペストの病型の一。ペスト菌を吸い込んで感染し、気管支炎・肺炎を起こすもの。
はいマック‐しょう【肺マック症/肺MAC症】
《MACは、mycobacterium avium complex で、抗酸菌の一種》非結核性抗酸菌症の一。肺に起こる慢性感染症で、微熱や咳(せき)、血痰(けったん)などがみられ、結核の症状に似...
はいもんリンパせつ‐けっかく【肺門リンパ節結核】
肺結核の初期にみられる病変のうち、肺門のリンパ節に初感染の病巣をつくるもの。
はく‐せん【白癬】
白癬菌などの一群の糸状菌の感染によって起こる皮膚病。頭部白癬(しらくも)・体部白癬(たむし)・頑癬(がんせん)(いんきんたむし)・足白癬(みずむし)・手白癬・爪白癬などがある。
はく‐り【白痢】
子牛に発生する、激しい下痢を特徴とする急性伝染病。大腸菌が感染して起こり、致死率が高い。子牛白痢。
はしか【麻疹/痲疹】
小児に多い発疹性(ほっしんせい)の急性感染症。学校感染症の一。感染症予防法の5類感染症の一。病原体は麻疹ウイルスで、飛沫(ひまつ)感染する。約10日の潜伏期間を経て、発熱・咳(せき)・目の充血な...