じ‐ちょう【慈鳥】
カラスの別名。
じ‐どう【慈童】
菊慈童(きくじどう)のこと。 能面の一。品格の高い童子の面。「菊慈童」「枕慈童」に用いる。
じ‐にん【慈忍】
慈悲と忍辱(にんにく)。慈悲の心をもって、忍耐すること。
じ‐ひ【慈悲】
1 《「慈」は、梵maitrī「悲」は、梵karuṇāの訳》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くこと。 2 いつくしみ、あわれむこと。なさけ。
じひ‐え【慈悲衣】
僧衣。袈裟(けさ)。
じひしん‐ちょう【慈悲心鳥】
ジュウイチの別名。鳴き声を「慈悲心」と聞きなしていう。《季 夏》
じひ‐にんにく【慈悲忍辱】
仏語。慈悲の心をもって、どんな苦難にも耐えること。
じひ‐ぶか・い【慈悲深い】
[形][文]じひぶか・し[ク]他をいつくしみあわれむ気持ちが深い。情け深い。「—・い僧」
じ‐ふ【慈父】
いつくしみ深い父親。また、父親を敬愛していう語。
じ‐ぼ【慈母】
いつくしみ深い母親。また、母親を敬愛していう語。