わざ‐と【態と】
[副]《名詞「わざ(業)」+格助詞「と」から》 1 意識して、また、意図的に何かをするさま。ことさら。故意に。わざわざ。「—負ける」 2 とりわけ目立つさま。格別に。「—深き御敵と聞こゆるもなし...
わざと‐がまし・い【態とがましい】
[形][文]わざとがま・し[シク]「わざとらしい」に同じ。「—・いお世辞」
わざと‐め・く【態とめく】
[動カ四]わざとらしく見える。「—・き由ある火桶に」〈源・初音〉
わざと‐らし・い【態とらしい】
[形][文]わざとら・し[シク]いかにも意識してしたようで不自然である。「—・く笑ってみせる」
わざ‐わざ【態態】
[副] 1 他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。「—出掛けなくても電話で済むことだ」 2 しなくてもよいことをことさらするさま。故意に。「御親切にも—忠告に来る...
わざわざ・し【態態し】
[形シク]わざとらしい。「—・しくことごとしくきこゆれど」〈大鏡・序〉