じゅっ‐かい【述懐】
[名](スル)《古くは「しゅっかい」》 1 思いをのべること。「心境を—する」 2 過去の出来事や思い出などをのべること。「事件当時のようすを—する」 3 恨み言をのべること。愚痴や不平を言うこ...
じょう‐かい【情懐】
心の中に思うこと。所懐。「捨て去る時には、かえって生じなかった—に利休をひき入れた」〈野上・秀吉と利休〉
じょ‐かい【舒懐】
思いを述べること。述懐。
そ‐かい【素懐】
かねてからの願い。素願。また特に、出家・極楽往生の願い。「—を遂げる」
そと‐ぶところ【外懐】
着物を着たとき上前と下前との間にできるふところ。⇔内懐(うちぶところ)。
たに‐ふところ【谷懐】
山に深く囲まれた谷あい。
たん‐かい【坦懐】
心がひろくわだかまりのないこと。物事にこだわらないこと。「虚心—」
ちっ‐かい【蟄懐】
心中の不満。「多年の—一朝に開くる事を得たり」〈太平記・一〇〉
つい‐かい【追懐】
[名](スル)過ぎ去ったことを思い出して、なつかしむこと。追想。「往時を—する」
ひ‐かい【鄙懐/卑懐】
いやしい思い。自分の思いをへりくだっていう語。