せいしん‐ちたい【精神遅滞】
知的機能が平均より明らかに低く、年齢に応じた行動がとれず、それが成長期(18歳未満)に現れたもの。知能指数(IQ)その他の総合的な診断に基づき、軽度・中等度・重度・最重度に分けられる。1970年...
せいしん‐ねんれい【精神年齢】
1 精神の発達程度を年齢で表したもの。知能検査によって測定する。1908年にビネーが考察。知能年齢。MA(mental age)。→生活年齢 2 一般的に、ものの考え方や行動からみた、精神的な成...
せい‐じゅく【成熟】
[名](スル) 1 果物や穀物が十分に熟すること。「稲が—する」 2 人の心や身体などが十分に成長すること。「—した肉体」 3 その事をするのに最も適した時期に達すること。「機運が—するのを待つ」
せい‐じん【成人】
[名](スル) 1 心身が発達して一人前になった人。成年に達した人間。おとな。現代日本では、一般的に満18歳以上の者をいう。→成年 2 子供が成長して大人になること。「娘はもう—して働きに出てい...
せいじんびょう‐たいじきはっしょうせつ【成人病胎児期発症説】
胎児期の低酸素・低栄養状態が、成長して成人になったときの成人病(生活習慣病)の素因となるという仮説。1986年に英国の医師・疫学者D=バーカーが提唱。のちに、胎児期に限らず、新生児・乳児期におけ...
せい‐たい【成体】
十分に成長して、生殖が可能となった生物体。
せい‐ちゅう【成虫】
昆虫などの幼虫が成長して最後の段階になり、生殖器官の完全な機能をもつもの。
せい‐ちょう【成鳥】
成長して生殖が可能になった鳥。
せいちょう‐いんし【成長因子】
生体内において、ある特定の細胞の増殖を調節する機能をもつたんぱく質の総称。上皮成長因子、神経成長因子、肝細胞増殖因子などがある。増殖因子。細胞増殖因子。
せいちょう‐きょくせん【成長曲線】
成長の度合いを、横軸に時間、縦軸に身長・体重などの測定値をとって図表に表したもの。