われら‐しき【我等式】
《「しき」は接尾語》われわれ程度の者。われらふぜい。「—の貧々僧都が」〈浮・禁短気・五〉
われらのしょうがいのさいりょうのとし【我等の生涯の最良の年】
《原題The Best Years of Our Lives》米国の映画。1946年公開のワイラー監督作品。第19回米国アカデミー賞で8部門を受賞。
われらのだいち【我らの大地】
《原題、(スペイン)Terra nostra》フエンテスの長編小説。1975年刊。ティベリウス帝期のローマから1999年のパリまで、2000年間にわたる壮大な歴史をSF的手法を用いて描いた作品。...
われらのはたがひるがえるところ【我らの旗が翻るところ】
《原題、(ドイツ)Wo uns're Fahne weht》ヨハン=シュトラウス2世の管弦楽による行進曲。1897年作曲。自身によるオペレッタ「理性の女神」の一部を編曲した作品。
われらをとりまくうみ【われらをとりまく海】
《原題The Sea Around Us》米国の海洋生物学者カーソンの著書。1951年刊。海洋生物の生態を描く。別邦題「われらをめぐる海」。
われ‐われ【我我】
[代] 1 一人称の人代名詞。「われ」の複数。わたくしたち。われら。「—の出る幕ではない」 2 一人称の人代名詞。単数を表す。へりくだる気持ちを含んでいう語。わたくし。「—はことのほか酔ひて」...
我(われ)を忘(わす)・れる
物事に心を奪われてぼんやりする。興奮して理性を失う。「—・れて夢中になる」
我(われ)を我(われ)と思(おも)・う
自分のことを大切に思う。「—・はん者どもは、皆物の具して馳(は)せ参れ」〈平家・二〉
わろ【我】
[代]「われ」の上代東国方言。「—旅は旅と思(おめ)ほど家(いひ)にして子持(め)ち痩(や)すらむ我が妻(み)かなしも」〈万・四三四三〉
わろ【我郎/和郎】
《「わらわ(童)」の音変化かという》 [名] 1 子供。特に、男の子。また、男の召使い。「内方の—衆に、この樽(たる)持たせて」〈浄・女舞衣〉 2 人を卑しめ、また親しみをこめていう語。やつ。...