きょう‐かい【教戒/教誡】
[名](スル)教えいましめること。
きん‐かい【禁戒】
禁じ戒めること。また、その事柄。いましめ。おきて。「—を犯す」
きん‐かい【謹戒/謹誡】
[名](スル)いましめること。また、自らつつしみいましめること。「余は時々に発明してみずから—なすべきなり」〈逍遥・小説神髄〉
くん‐かい【訓戒/訓誡】
[名](スル) 1 物事の理非・善悪を教えさとし、いましめること。「—を垂れる」「部下を—する」 2 会社や学校などの懲戒処罰で、最も軽いもの。「—処分」
ぐそく‐かい【具足戒】
仏語。僧が守らなければならない戒律。比丘(びく)には250戒、比丘尼には348戒あるとする。具戒。
けい‐かい【警戒】
[名](スル)危険や災害に備えて、あらかじめ注意し、用心すること。「徹夜で—にあたる」「インフレを—する」
げん‐かい【厳戒】
[名](スル)厳重に警戒すること。「群衆の暴走を—する」「—体制」
ご‐かい【五戒】
仏教で、在家の信者が守るべき五つの戒め。不殺生(せっしょう)・不偸盗(ちゅうとう)・不邪淫・不妄語(もうご)・不飲酒(おんじゅ)の五つ。
ごひゃく‐かい【五百戒】
比丘尼(びくに)の具足戒(ぐそくかい)のこと。五百は実際の数ではない。
さい‐かい【斎戒】
[名](スル)祭りを執り行うなど、神聖な仕事に従う者が、飲食や行動を慎み、心身を清めること。物忌み。潔斎。「—して神事に就く」