ミュンスター【Münster】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。9世紀初頭、フランク王国カール大帝により司教座が置かれ、13世紀にはハンザ同盟に加盟し発展。三十年戦争の講和条約であるウエストファリア条約の...
ミュールハウゼン【Mühlhausen】
ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。8世紀ごろの集落に起源し、13世紀に神聖ローマ帝国の直轄都市となった。15世紀にハンザ同盟に加盟。旧市街には市庁舎、聖マリエン教会、バッハがオルガン奏者を務め...
みらい‐えいごう【未来永劫】
これから先、無限に長い年月にわたること。みらいようごう。「戦争の苦しみを—忘れない」
みんしゅしゅぎのてんぼう【民主主義の展望】
《原題Democratic Vistas》米国の詩人ホイットマンの評論。1871年刊。南北戦争後も続くアメリカ社会の不公正を批判しつつ、民主主義の重要性を説く。別邦題「民主主義の未来像」。
みんしん‐がく【明清楽】
近世に中国から日本に伝来した俗楽。明楽と清楽とを総称したもので、清楽家が明楽をも演奏するようになり、この名称が起こった。日清戦争以後、急速に衰え、現在は長崎市でわずかに伝承されている。→清楽 →明楽
ミンナ‐フォン‐バルンヘルム【(ドイツ)Minna von Barnhelm】
レッシングの戯曲。七年戦争後のドイツを舞台とする5幕の喜劇。1767年初演。
む‐いちぶつ【無一物】
何もないこと。何も持っていないこと。むいちもつ。「戦争で—になった」
むかしがたり【昔語り】
黒田清輝による油絵作品。高倉天皇と小督の悲恋物語から着想を得て描いたもの。明治31年(1898)に完成し住友家が購入したが、太平洋戦争中の空襲により焼失。制作のためのデッサン・下絵のみが現存する。
むぎとへいたい【麦と兵隊】
火野葦平の中編小説。日中戦争中に戦地で書かれた徐州作戦の従軍記。昭和13年(1938)、「改造」誌に発表。単行本は同年刊行され、ベストセラーとなる。続く「土と兵隊」「花と兵隊」とあわせ、兵隊三部...
む‐けつ【無血】
血を流さないこと。また、戦争などの手段によらないこと。