いが‐やき【伊賀焼】
三重県伊賀市丸柱付近で産出する陶器。古く中世から作られ、桃山時代から江戸時代にかけて花入れや水指(みずさし)など茶器類が多く作られた。
いき‐ちょん【意気ちょん/粋ちょん】
[名・形動] 1 いきなこと。通(つう)なこと。また、そのさま。「—の魔道に引き入れんとおもへども」〈黄・高漫斎〉 2 安永(1772〜1781)ごろ流行した、いきな男の髪の結い方。「出ず入らず...
いきつき‐しま【生月島】
長崎県北西部、平戸(ひらど)島北西にある南北に細長い島。平戸市に属する。面積16.6平方キロメートル、最高点は番岳(ばんだけ)の286メートル。平成3年(1991)、生月大橋で平戸島と結ばれた。...
いくさ‐の‐さんぶぎょう【軍の三奉行】
江戸幕府の大目付・旗奉行・槍(やり)奉行の総称。
いくた【生田】
兵庫県神戸市中央区の地名。生田神社がある。 神戸市の旧区名。現在は中央区の一部。 神奈川県川崎市多摩区の地名。近辺に生田緑地がある。
いくた‐がわ【生田川】
神戸市を流れる川。摩耶(まや)山に源を発し、布引滝(ぬのびきのたき)となって神戸港に注ぐ。菟原処女(うないおとめ)が身を投げた妻争いの伝説で知られる。万葉集・一八〇九に詠まれ、大和物語にもみえる...
いくた‐じんじゃ【生田神社】
神戸市中央区にある神社。旧官幣中社。祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)。社地は源平合戦などの古戦場。
いくち‐しま【生口島】
《「いのくちしま」とも》広島県南東部、瀬戸内海の芸予諸島中の島。瀬戸内しまなみ海道のほぼ中央、尾道市瀬戸田町にある。面積31平方キロメートル。最高峰は南西にある観音山(標高472メートル)で眺望...
いくの‐ぎんざん【生野銀山】
兵庫県中央部、朝来(あさご)市にあった銀山。錫(すず)・銅・鉛なども産し、大同2年(807)発見と伝えられる。江戸幕府直轄となり、産出量を誇った。明治以後、三菱金属鉱業の鉱山となり、昭和48年(...
いくよ‐もち【幾世餅】
江戸両国名物のあん餅。元禄(1688〜1704)のころ、小松屋喜兵衛が吉原の遊女幾世を落籍して妻とし、その名をつけて売り出した。