はん‐にん【判人】
１ 判を押して証人となる人。 ２ 江戸時代、遊女の身売りの証人となる者。女衒(ぜげん)。
はん‐はじめ【判始め】
１ 室町時代、将軍が就任して初めて御教書(みぎょうしょ)に花押(かおう)を署した儀式。御判始め。 ２ 江戸幕府年中行事の一。正月3日、営中で老中の首席から順次に花押を自署した政務始めの儀式。御判始め。
はん‐びらき【半開き】
１ なかば開くこと。また、なかば開いていること。はんかい。「—の戸」 ２ 花がなかば咲くこと。はんかい。「—の桜」
ハンピ【Hampi】
インド南部、カルナータカ州の町。ツンガバドラ川沿いに位置する。14世紀半ばから16世紀半ばにかけて栄えたビジャヤナガル王国の都が置かれた。多くのヒンズー教寺院、宮殿、水道橋、階段井戸などが点在す...
はん‐ぽう【藩法】
江戸時代、大名が藩を支配するために定めた法令。
はん‐まがき【半籬】
江戸時代の遊里で、大籬(おおまがき)に次ぐ遊女屋。
はん‐もつ【判物】
室町時代以降、将軍・大名などが所領安堵(あんど)などを行う際に花押を署して下達した文書。江戸時代には朱印状・黒印状より権威のあるものとされた。御判物。
はん‐や【半夜】
１ まよなか。夜半。また、子(ね)の刻から丑(うし)の刻まで。「—行人稀なる築地居留地を歩して」〈芥川・開化の殺人〉 ２ 一夜を二分したその半分。「—の宴」 ３ 江戸時代、京都島原・大坂新町など...
はん‐よう【藩窯】
江戸時代、諸藩で経営した窯(かま)。製品は幕府・諸侯への献上ともされ、精品が多い。鍋島藩の鍋島焼、黒田藩の高取焼など。
はん‐り【藩吏】
江戸時代、各藩の役人。
