ひ‐ふ【被風/被布/披風】
着物の上に着る、羽織に似た外衣。襟もとを四角にあけ、胸のところで左右を深く合わせて組紐(くみひも)でとめる。江戸時代は茶人・俳人などが着たが、明治時代以後は変形して主に女性の和装用コートとなった...
ひむろ‐の‐せっく【氷室の節句】
江戸時代の行事の一。暑い盛りの陰暦6月1日に、前年の冬の雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅(こおりもち)などを祝って食べた。
ひめ‐かいどう【姫街道】
江戸時代、東海道の脇街道の一。見付宿の先から浜名湖の北岸を回り、本坂(ほんざか)峠を越えて御油宿へ至る道。女性の多くが今切(いまぎれ)の渡しと新居関(あらいのせき)を避けてこの街道を通ったことに...
ひめ‐しま【姫島】
大分県北東部、国東(くにさき)半島北端の沖約5キロメートルにある島。面積7.2平方キロメートル、周囲17キロメートル。最高点は鐘状火山の矢筈(やはず)岳の267メートル。夏は海水浴・キャンプ場で...
ひめじ‐こうぎょうだいがく【姫路工業大学】
兵庫県姫路市に本部があった県立大学。昭和19年(1944)設立の兵庫県立工業専門学校を母体に、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成16年(2004)、神戸商科大学・兵庫県立看護大学と統...
ひもと‐み【火元見】
江戸時代、将軍または藩主の命を受けて火事現場に出向き、火元の状況を見届けて報告する役。
ひゃく‐さじき【百桟敷】
料金が100文の桟敷。江戸時代、芝居で2階正面桟敷の最後方の観客席。
ひゃくさんじゅう‐り【百三十里】
江戸から京・大坂までの大体の里数。また、東海道のこと。「—を家にし、江戸、大坂を広う狭うする亀屋」〈浄・冥途の飛脚〉
ひゃく‐ざし【百緡】
江戸時代、一文銭100枚を通した緡(さし)。
ひゃく‐しょう【百姓】
1 農業に従事する人。農民。 2 農業をすること。農作業をすること。「代々—をする家」 3 あかぬけない人や情趣を解さない人をののしっていう語。 4 江戸時代、特に本百姓(ほんびゃくしょう)のこ...