ひょうばん‐き【評判記】
ある物事のうわさ・世評を書いた書物。江戸時代、明暦(1655〜1658)ごろから遊女評判記が流行し、それにならって役者評判記などが成立。
ひよけ‐ち【火除け地】
江戸時代、江戸において火事の延焼を防ぐため、また、避難所として設けた空き地。特に享保期(1716〜1736)に多数設定された。
ひよどりごえ【鵯越】
神戸市の市街地から六甲山地の西を越えて北方に向かう山路。源義経の奇襲で知られる「鵯越の逆落(さかお)とし」の地。
ひより‐やま【日和山】
江戸時代、船乗りが出帆の適否を判断するため、日和見に利用した港付近の小山。
ひらき【開き】
1 開くこと。あくこと。あけること。また、そのぐあい。「襟の—を大きくする」「口の—が足りない」 2 つぼみがほころぶこと。花が咲くこと。「今年の桜は—が悪い」 3 二つ以上の物事の間の差。「先...
ひらき‐ど【開き戸】
蝶番(ちょうつがい)・枢(とぼそ)などを軸として前後に開閉する戸。片開き戸・両開き戸・観音開き戸などがある。
ひら・く【開く】
[動カ五(四)] 1 ㋐閉じふさがっていたものがあけ広げられる。あいた状態になる。「戸が—・く」「傷口が—・く」 ㋑花が咲く。「梅の花が—・く」 ㋒物事が始まる。業務が始まる。「店が—・く」 ...
ひらど【平戸】
長崎県北部の市。北松浦半島の一部と平戸島・生月(いきつき)島・的山(あづち)大島などからなる。もと松浦氏の城下町で、古くから中国大陸との交易の根拠地。鎖国まではオランダ・イギリスなどとの貿易港と...
ひらど‐し【平戸市】
⇒平戸
ひらど‐しま【平戸島】
長崎県北西部、平戸瀬戸をへだてて北松浦半島に対する地塁状の島。平戸市に属する。面積166平方キロメートル、最高点は安満(やすまん)岳(標高535メートル)。本土とは平戸大橋で、対岸の生月(いきつ...