まめいた‐ぎん【豆板銀】
江戸時代の銀貨の一。目方が5匁(もんめ)(約19グラム)前後の称量貨幣で、丁銀(ちょうぎん)の補助として用いた。小粒(こつぶ)。粒銀(つぶぎん)。小玉銀。豆銀。
まめぞう【豆蔵】
1 江戸時代、手品・曲芸やこっけいな物まねなどをして銭を乞うた大道芸人。 2 軽薄なおしゃべりをする人をののしっていう語。 3 非常にからだの小さい男をいう語。
まめ‐ほん【豆本】
きわめて小型の本の総称。外国では、好事家に珍重される。聖書などに多く、日本では江戸時代の芥子本(けしぼん)・袖珍本(しゅうちんぼん)など。
まめ‐ほんだ【豆本多】
男子の髪形で、本多髷(まげ)の一種。髪を少なくして髻(もとどり)を詰め、髷を小さく結ったもの。江戸後期に流行し、伊達(だて)男が好んで結った。
まや‐さん【摩耶山】
兵庫県神戸市北区にある六甲山中の一峰。標高702メートル。中腹に釈迦の母、摩耶夫人(まやぶにん)を祭る忉利天上寺(とうりてんじょうじ)がある。
マリア‐かんのん【マリア観音】
江戸時代、隠れキリシタンが聖母マリアに擬してひそかに崇拝の対象とした観音像。像の一部に十字架を隠している例が多い。
マリンエア【Marineair】
神戸空港の愛称。
まる‐いち【丸一】
江戸の太神楽(だいかぐら)の家元の通称。紋に丸に一を用いるのでいう。また、太神楽のこと。
まるがめ【丸亀】
香川県北西部、瀬戸内海に面する市。塩飽(しわく)諸島の本島・広島なども含む。もと京極氏の城下町、金毘羅(こんぴら)参りの船着き場として発展。うちわを特産。人口11.0万(2010)。
まる‐た【丸太】
1 皮をはいだだけの材木。丸材。まるたんぼう。 2 (「丸田魚」とも書く)コイ科の魚。全長約50センチ。体形・体色はウグイによく似るが、婚姻色は腹側に1本のみ現れる。本州中部地方から北の河口域や...