うらじろ‐ど【裏白戸】
土蔵入り口の開き戸の内側に設ける防火用の引き戸。表がねずみ色、裏が白漆喰(しろしっくい)塗りのもの。うらじろのと。
うら‐せど【裏背戸】
裏の戸口。裏口。背戸。
うらど‐わん【浦戸湾】
高知県中央部、土佐湾から入り込んだ湾。湾奥に高知市がある。湾口の昭和47年(1972)架橋の浦戸大橋は長さ1480メートル。
うらにわ‐の‐かみ【卜庭の神】
卜占(ぼくせん)をつかさどる神。太詔戸命(ふとのりとのみこと)と櫛真知命(くしまちのみこと)の二神で、延喜式にみえる。卜部の神。
うらぼん【盂蘭盆】
7月15日を中心に祖先の冥福(めいふく)を祈る仏事。江戸時代からは13日から16日にかけて行われ、ふつう、迎え火をたいて死者の霊を迎え、精霊棚(しょうりょうだな)を作って供物をそなえ、僧による棚...
うら‐やく【浦役】
1 漁村で浜や漁業を管理する役目。浜役。浜がかり。 2 江戸時代、漁村民に課せられた賦役(ふえき)・雑税。浜役。
うらやく‐せん【浦役銭】
室町時代、漁業税として、浦方の住民に課した臨時の税。また、江戸時代、浦役として代納された金銭。
うり‐かた【売(り)方】
1 売る方法。売りよう。 2 売る側の人。売り手。特に、株式の信用取引や商品の先物取引での売り手。⇔買い方。 3 江戸時代、家禄の蔵米(くらまい)を買い集めた米商人。また、その周旋人。
うりわたし‐じょう【売渡状】
江戸時代、土地などの売買にあたって、売り主が証拠として買い主に出した文書。売買証文。売り券。
うるし‐ねんぐ【漆年貢】
江戸時代の雑税の一。ウルシの木に対して課されたもので、はじめは現物納、のち金代納となった。漆役。