よしざき‐ごぼう【吉崎御坊】
福井県あわら市にある真宗大谷派(東本願寺)と浄土真宗本願寺派(西本願寺)の別院。文明3年(1471)朝倉孝景の寄進で蓮如が創建。北陸布教の根拠地となったが、のち焼かれ、江戸時代に両派がそれぞれ堂...
よし‐しょうじ【葦障子/葭障子】
「葦戸(よしど)」に同じ。
よしだ【吉田】
愛知県豊橋市の旧称。江戸時代の東海道五十三次の宿駅。→豊橋
よしだ‐つかさけ【吉田司家】
相撲行司の家元。江戸時代、15世追風(おいかぜ)が細川家に仕えて相撲司家となって以来、熊本にあって全国の力士・行司を支配し、横綱の免許を与えた。昭和26年(1951)以降、その権限は日本相撲協会...
よしつね‐ばかま【義経袴】
腰に白絹の紐(ひも)をつけ、裾口の括(くく)りに装飾的な組紐を通した袴。源義経が陣中で用いた鎧直垂(よろいひたたれ)の袴に似せたものという。江戸時代に武士が旅行などの際に用いた。
よし‐ど【葦戸/葭戸】
よしずを張った戸・障子。夏、ふすまなどの代用にする。簀戸(すど)。葦障子。《季 夏》「仮越しのやや落ちつきし—かな/万太郎」
よしの‐がみ【吉野紙】
吉野地方産の、コウゾを原料とした薄手の和紙。奈良紙の流れをくみ、江戸時代、漆を漉(こ)すのに用いたことから漆漉しともよばれた。やわら紙。やわやわ。
よしみね‐でら【善峰寺】
京都市西京区にある天台宗の寺。山号は、西山。西国三十三所第20番札所。長元2年(1029)源算の開創。応仁の乱で焼失したが、江戸時代に徳川綱吉の母桂昌院の援助で再興。
よしゃずこう【輿車図考】
江戸後期の故実書。松平定信編、渡辺広輝画。16巻。文化元年(1804)成立。各種の輿車に関する考証に、彩色図を付した書。
よしや‐ぐみ【吉屋組】
江戸前期、三浦小次郎義也を頭目にした旗本奴の組。六方組の一。義也組。