そ‐い【所為】
行い。しわざ。しょい。「昨日もかちぐりをおっことして、人の—にしたぢゃあねえか」〈洒・素見数子〉
と【所/処】
[語素]《「ど」とも》他の語に付いて、場所の意を表す。「隈(くま)—」「臥し—(ふしど)」
とこ【所】
《「ところ」の略》「ところ」のややくだけた言い方。「不便な—だ」「早い—かたづけよう」
ところ【所/処】
[名] 1 空間的な場所。人や物が存在する場所。 ㋐住んでいる場所。住所。住居。「お—とお名前を教えてください」 ㋑その地域。地方。「—の人に尋ねる」 ㋒連体修飾語によって限定される場所。「県...
ところ‐あて【所宛/所充て】
平安中期から鎌倉時代、諸官司や諸官寺の別当を任命して職務・行事の担当をきめたこと。
ところ‐あらわし【所顕し】
《女の家の所在地を顕す意》平安時代、結婚の成立を披露する宴。男が女のもとに通い始めて数日後に、女の家で婿とその従者をもてなし、舅と婿が対面した。「四五日ありてぞ御—ありける」〈栄花・ゆふしで〉
ところえ‐がお【所得顔】
[名・形動]よい地位や境遇を得て満足した顔つき。また、そのさま。得意顔。「—に振る舞う」
所(ところ)変(か)われば品(しな)変(か)わる
土地が違えば、風俗・習慣なども違う。
ところ‐がえ【所替え】
[名](スル) 1 場所を他にかえること。「年内に事務所を—する」 2 武家時代、大名・小名の領地を他に移しかえたこと。移封(いほう)。転封。国替え。
ところ‐がき【所書(き)】
紙などに住所を書きつけること。また、その書いた住所。「—を頼りに居所をさがす」