しょせん‐な・し【所詮無し】
[形ク]しかたがない。かいがない。「この児、歌をのみすきて、—・き物なり」〈沙石集・五本〉
しょ‐そう【所相】
「受け身4」に同じ。⇔能相。
しょ‐そん【所損】
損をすること。損失。「利得と—と比較すれば概して儲が多かりしかば」〈逍遥・当世書生気質〉
しょ‐ぞう【所蔵】
[名](スル)自分の所有物としてしまってあること。また、そのもの。「某美術館に—する名品」 →所有[用法]
しょ‐ぞく【所属】
[名](スル)個人や事物などが、ある団体・組織にその一員・一部として加わっていること。「テニス部に—する」
しょ‐ぞん【所存】
心に思うところ。考え。「精いっぱい努力する—です」
しょぞん‐の‐ほか【所存の外】
考えていたこととは違っていること。意外であること。また、残念であること。「御見参に入らず—に候」〈申楽談儀〉
しょ‐たい【所帯/世帯】
《身に帯びているものの意》 1 一家を構えて独立した生計を営むこと。また、そのくらし向き。せたい。「—が苦しい」 2 住居や生計を同じくする人たちの集合体。せたい。「女—」「大—」「—数」 3 ...
しょたい‐くずし【所帯崩し】
一度持った所帯を解消して、わかれること。また、その人。「乳呑子を背負った—の上さん」〈風葉・青春〉
しょたい‐くずれ【所帯崩れ】
結婚した女性が所帯じみてきて新婚当初の魅力を失うこと。「—のない若々しい母親」