いわ‐ゆる【所謂】
[連体]《動詞「い(言)う」の未然形+上代の受身の助動詞「ゆ」の連体形から》世間一般に言われる。俗に言う。よく言う。「—独身貴族」「これこそ、—瓢箪(ひょうたん)から駒というものだ」
く【処/所】
[語素]名詞、または、それに準じるもの、動詞の連用形に付いて、場所の意を表す。「いず—」「こもり—」 [補説]「すみか」の「か」、「どこ」の「こ」と同語源と考えられる。
しょ【所】
[接尾]場所の数を表すのに用いる。「西国三十三—」「一か—」
しょ【所】
[音]ショ(呉) [訓]ところ [学習漢字]3年 〈ショ〉 1 何かが行われるところ。何かがあるところ。場所。地点。箇所。「急所・居所・近所・死所・地所・住所・寝所・随所・短所・長所・屯所・配...
しょ‐い【所為】
1 しわざ。振る舞い。「自分の—に対しては…徳義上の責任を負うのが当然だとすれば」〈漱石・それから〉 2 そうなった原因・理由。せい。「暴政は必ずしも暴君暴吏の—のみに非ず」〈福沢・学問のすゝめ〉
しょ‐いん【所員】
事務所・研究所など「所」と名のつく所に勤務する人。
しょう‐とく【所得】
得をすること。もうけること。「これにかへてんやと言ひければ、玉のぬしの男、—したりと思ひけるに」〈宇治拾遺・一四〉
しょ‐え【所依】
仏語。教理などのよりどころ。
しょ‐えん【所演】
ある俳優・劇団などによって上演されること。「世界的テナー—のオペラ」
しょ‐えん【所縁】
1 仏語。認識の主観である心に、精神作用を起こさせる客観。⇔能縁。 2 ゆかり。知るべ。「両親に—の地」