いち‐の‐ところ【一の所】
「一の人」に同じ。「—などに時めく人も、えやすくはあらねど」〈枕・一五七〉
いっ‐しょ【一所】
1 一つの場所。ひとところ。1か所。 2 同じ場所。同所。「—に会する」 3 「一緒(いっしょ)」に同じ。「兎も角も—に来て見ろと云うから」〈漱石・坊っちゃん〉 4 「一人」を尊敬していう語。→...
一町(いっちょう)に三所(みところ)
《「一町」は、距離では60間(けん)、約109メートル》1町の間に3か所くらいしかない。まばらなことのたとえ。一丁三所。「次第に人倫絶えて、—ばかり」〈浮・永代蔵・三〉
いっぽん‐の‐ごしょどころ【一本御書所】
平安時代、流布している書物を別に1本書写して所蔵していた役所。いっぽんごしょどころ。
いと‐どころ【糸所】
平安時代、中務省(なかつかさしょう)の縫殿寮(ぬいどのりょう)に属した役所。端午の薬玉(くすだま)などを作った。
いど‐かんそくじょ【緯度観測所】
緯度変化の観測や研究のための機関。世界で北緯39度8分の線上に6か所置かれ、日本では明治32年(1899)岩手県奥州市に設置された。
い‐どこ【居所】
「いどころ」に同じ。
い‐どころ【居所】
1 いる場所。住まい。住所。いどこ。「—を知らせる」「虫の—が悪い」 2 《すわる場所の意から》尻(しり)。おいど。いしき。「たらひに水を汲みて、—をひたし」〈伽・福富長者〉 3 俳諧で、庭・井...
いはい‐じょ【位牌所】
位牌を安置する所。
い‐ばしょ【居場所】
1 人などがいるところ。いどころ。「尋ね人の—が分かる」 2 その人が心を休めたり、活躍したりできる環境。「職場に—がない」