ご‐ほん【御本】
１ 書物の尊敬語・美化語。 ２ 貴人のためのお手本。「太政大臣の家にわたりおはしまして帰らせ給ふ御贈り物に、—奉るとて」〈後撰・賀・詞書〉
ごほん‐ぢゃわん【御本茶碗】
桃山時代から江戸時代にかけて、日本から手本を送って朝鮮で焼かせた抹茶茶碗。狭義には釜山窯(ふざんよう)で焼かれたものをいう。淡紅色の斑文(はんもん)があるのが特色。御本手(ごほんて)。御本。
ごらん‐なさい【御覧なさい】
《「ごらんなさる」の命令形》 １ 「見なさい」の尊敬語・丁寧語。「お手本を、よく—」 ２ 自分の予想が当たったときに得意になってその結果をさし示す語。「—、私の忠告したとおりになったでしょう」 ...
さく‐れい【作例】
１ 詩文などの、作り方の実例や手本。「手紙文の—」「—を示す」 ２ 辞書で、その語の用法などを示すために作る例文。
さんがつ‐ていきん【三月庭訓】
正月から12月までの手紙を集めた「庭訓往来」を手本として字を習う者が、3月あたりでやめてしまうこと。勉強に飽きやすいこと。三日坊主。
さんろう‐ごこう【三老五更】
中国、周代に、天子が父兄の礼をもって養った長老のこと。天下に孝悌(こうてい)の手本として示された。
し‐しょ【試書】
書写の授業で、始めに手本を見ずに書くこと。また、その書いた文字。授業の最後に書いたものと比較することで、達成度や成果が確認できる。試し書き。
しじゅうしちにんのしかく【四十七人の刺客】
池宮彰一郎の歴史小説。平成4年（1992）刊行。著者のデビュー作で、第12回新田次郎文学賞を受賞。「仮名手本忠臣蔵」を新たな視点から描いた作品。平成6年（1994）、市川崑監督により映画化。
した‐じき【下敷（き）】
１ 筆記・習字などをするとき、その紙の下に敷くもの。また、そのための文房具。 ２ 物の下に敷かれること。「倒れた材木の—になる」 ３ 創作・制作などの手本・基礎となるもの。「古い説話を—にして小...
し‐はん【師範】
１ 人の手本となること。また、その人。模範。「世の—と仰がれる」 ２ 学問・技芸を教える人。また、その資格。「柔道の—」 ３ 「師範学校」の略。「女子—」
