ひら‐て【平手】
1 開いた手のひら。「—でほおを打つ」 2 将棋で、すべての駒を用いて、双方が対等の条件で勝負すること。対馬(たいま)。→駒落ち
ひらて【平手】
姓氏の一。 [補説]「平手」姓の人物平手政秀(ひらてまさひで)平手造酒(ひらてみき)
ひら‐て【開手】
両方の手を開いて打ち合わせること。かしわで。
ひら‐で【枚手/葉手/葉盤】
大嘗会(だいじょうえ)などの際、菜菓などを盛って神に供えた器。数枚の柏(かしわ)の葉を竹ひごなどで刺しとじて円く作ったもの。後世、この形の土器(かわらけ)をもいう。枚次(ひらすき)。
びょう‐つぎて【鋲継(ぎ)手】
⇒リベット継ぎ手
ふうじ‐て【封じ手】
1 囲碁・将棋で、対局が持ち越される場合、翌日先に打つ人が、次の手を紙に書いて封じ入れておくこと。また、その手。 2 武術などで、使うことを禁じられている技。禁じ手。
ふ‐えて【不得手】
[名・形動] 1 得意でないこと。また、そのさま。不得意。「—な科目」「細かい作業は—だ」 2 好きでないこと。嗜(たしな)まないこと。また、そのさま。「—な酒をすすめられる」
ふ‐かって【不勝手】
[名・形動] 1 不便なこと。都合が悪いこと。また、そのさま。「住むには—な間取り」 2 暮らし向きが苦しいこと。また、そのさま。「しだいに—御成り候ふ事」〈浮・文反古・四〉
ふか‐で【深手/深傷】
深いきず。重傷。「—を負う」⇔浅手。
ふき‐て【吹(き)手】
笛などを吹く人。また、吹くことの巧みな人。