のう【能】
[音]ノウ(呉) [訓]あたう よく よくする [学習漢字]5年 1 物事をなしうるだけの力がある。できる。「能力/可能・全能・万能・不能・不可能」 2 物事を成し遂げる力。はたらき。「官能・機...
のう‐げい【能芸】
1 田楽・猿楽・狂言などの芸能。 2 才能と技芸。芸能。また、身につけた芸。「和漢の才に皆ひでて、その外の—とりどりに人に勝れたり」〈愚管抄・四〉
のう‐さい【能才】
物事をなしとげるのに十分な才能。また、その才能をもつ人。
のう‐し【能士】
才能のある人。能力のある人。
のう‐しゃ【能者】
1 《「のうじゃ」とも》才能のすぐれた人。物事に堪能な人。 2 能役者。「まことに得たらん—ならば」〈花伝・一〉
嚢中(のうちゅう)の錐(きり)
《「史記」平原君伝から。袋の中の錐はその先が袋の外につき出るところから》すぐれた人は多くの人の中にいてもその才能が自然に外に現れて目立つことのたとえ。錐の嚢中に処(お)るが若(ごと)し。
はくがく‐たさい【博学多才】
[名・形動]広く諸学に通じ、才能が豊かであること。
はく‐さい【薄才】
才知の乏しいこと。また、自分の才能をへりくだっていう語。非才。
はっと‐の‐さい【八斗の才】
《「南史」謝霊運伝から》詩文にすぐれた才能。宋の詩人謝霊運が魏(ぎ)の曹植の才をほめて、天下の詩の才の全体を1石とすると、8斗は曹植、1斗は自分、残りの1斗を他の詩人が受け持っていると言ったとい...
はな‐ひら・く【花開く】
[動カ五(四)] 1 花がさく。「梅が—・く」 2 物事が盛んになる。成果が現れる。開花する。「才能が—・く」