べっ‐さい【別才】
特別の才能。また、別の才能。
ベラミ【(フランス)Bel-Ami】
モーパッサンの長編小説。1885年刊。才能もない美貌(びぼう)の青年デュロアが、女を利用して栄達していくようすを描いた、自然主義小説の典型的作品。
べん‐さい【弁才/辯才】
《「べんざい」とも》能弁の才能。巧みに話す能力。「—にたける」
ほう‐じ【鳳字】
《「世説新語」簡傲から》「鳳」の字を二つに分けると「凡」「鳥」となるところから、才能のない平凡な人物をあざけっていう語。
ホモ‐ポリティクス【(ラテン)Homo politicus】
政治的人間。言語による対話・説得・交渉など、政治的才能に優れた人。政治的駆け引きにたけた人間。アリストテレスが、「人間らしい人間はポリス(都市国家)的動物である」として用いたのが起源。
ほん‐ざい【本才】
実用的な才能・学問。芸能や儀式典礼に関する才能・学問。「—のかたがたのもの教へさせ給ひしに」〈源・絵合〉
ほん‐りょう【本領】
1 その人の備えているすぐれた才能や特質。「—を発揮する」 2 中世、開発以来代々領有している私領。
ぼうねん‐の‐とも【忘年の友】
相手の才能や学問を敬愛し、年齢の差を忘れて親しく交わる友人。忘年の交わり。
ぼん【凡】
[名・形動]ごく普通であること。ありふれていること。また、そのさま。平凡。「—ならざる才能」
ぼん‐こつ【凡骨】
平凡な才能や素質。また、その人。「—のなしうるわざではない」