か‐ぎょう【家業】
1 その家の生計を立てるための職業。生業。多く自営業についていう。「—を手伝う」 2 代々、その家に伝わってきた職業。また、世襲的に継承していく技術や才能。「—を継ぐ」
かくれ‐た【隠れた】
[連語]《動詞「かく(隠)れる」の連用形+完了の助動詞「た」》「隠れる4」に同じ。「—才能」
か‐さい【歌才】
歌を作る才能。「天賦の—」
かた‐かど【片才】
少しばかりの才能。「ただ、—を聞きつたへて、心を動かすこともあめり」〈源・帚木〉
かど【才】
《「角(かど)」と同語源》 1 才気。才能。気のきくこと。「容貌(かたち)をかしう、心ばせ—ありて、みな優れたりける」〈源・夕霧〉 2 見どころ。風趣。「—ある巌(いはほ)石を立て並べて」〈栄花...
かど‐め・く【才めく】
[動カ四]才気がある。いかにも才能があるように見える。「これは—・いたる所ぞ添ひたる」〈源・胡蝶〉
かみ‐さま【神様】
1 神を敬っていう語。 2 ある専門分野について、特にすぐれた知識・才能・技術を持った人。「サッカーの—」
から‐ざえ【漢才】
《「さえ」は「さい」の音変化》中国の学問に通じていて、漢詩文を作ることに巧みなこと。また、その才能。かんさい。「—はよくて、詩などは、いみじく作られけれど」〈愚管抄・三〉
から・す【涸らす】
[動サ五(四)] 1 水のかれた状態にする。「井戸を—・す」 2 乾燥させる。水分をなくする。「鰹節でも—・しておくようなことを言って」〈紅葉・二人女房〉 3 持っている物などを出しつくす。「泣...
から‐まなび【唐学び/漢学び】
中国の学問をすること。また、それによって身についた学問や才能。かんがく。「中世以来学問道徳の権威としてこの国に臨んで来た—風の因習からも」〈藤村・夜明け前〉