衣(ころも)打(う)・つ
光沢を出したり、柔らかくしたりするために布を砧(きぬた)で打つ。「白妙の—・つ砧の音もかすかに」〈源・夕顔〉
ころもで‐を【衣手を】
[枕]衣を砧(きぬた)で打つ意から、「うち」にかかる。「—打廻(うちみ)の里にある我を」〈万・五八九〉
こん
[副] 1 かたい物を打ったり、かたい物が触れ合ったりしたときの音を表す語。「—、—とくいを打つ」 2 強くせきをする声を表す語。「—とせきをする」 3 狐の鳴き声を表す語。「—ときつねがなきゃ...
コンビネーション‐ブロー【combination blow】
ボクシングで、相手に対して打つ箇所を巧みに変えながら左右の打撃を連続的に与えること。
ご【碁/棊/棋】
相対する二人が、縦横各19本の線によって仕切られた361の目のある盤の上に、黒・白の石を交互に置き、広く地(じ)を占めたほうを勝ちとする遊戯。囲碁。「—を打つ」「—石」 [補説]中国の春秋時代か...
ご‐いし【碁石】
碁を打つのに使う、平たく丸い小石。白黒の2種があり、白が180個、黒が181個で一組。上等のものは、黒は那智黒(なちぐろ)、白はチョウセンハマグリやシャコガイの殻で作る。
ごう‐き【拷器】
拷問用の器具。「犯人を笞(しもと)にて打つ時は—によせて結ひつくるなり」〈徒然・二〇四〉
ご‐うち【碁打ち】
1 碁を打つこと。 2 碁のじょうずな人。また、碁を打つのを職業とする人。棋士(きし)。
ご‐かく【碁客】
碁を打つ人。碁打ち。
ごく‐いん【極印】
1 江戸時代、金・銀貨や器物などの品質の保証、偽造の防止などのために打つ印。 2 動かしがたい証拠・証明。刻印。