屍(しかばね)に鞭(むち)打(う)・つ
「死屍(しし)に鞭打つ」に同じ。
死屍(しし)に鞭(むち)打(う)つ
《伍子胥(ごししょ)が、楚(そ)の平王の死体を鞭打って父兄の恨みを晴らしたという、「史記」伍子胥伝の故事から》死んだ人の言行を非難する。屍(しかばね)に鞭打つ。
死者(ししゃ)に鞭(むち)打(う)・つ
「死屍(しし)に鞭打つ」に同じ。
しだら
《「したら」とも》 1 歌や舞に合わせて手を打つこと。手拍子。 2 手拍子を打って歌う子供の遊び。
しっ‐ちゃく【失着】
囲碁で、まちがった手を打つこと。また転じて、しくじり。
しってい
[副]砧(きぬた)や槌を打つ音、機(はた)を織る音などを表す語。「砧(きぬた)に声の—、—、—からころ槌の音」〈浄・嫗山姥〉
しっ‐ぺい【竹篦】
1 禅宗で、師家が参禅者の指導に用いる法具。長さ60センチ〜1メートル、幅3センチほどの、割り竹で作った弓状の棒。 2 片手の人さし指と中指とをそろえて相手の手首を打つこと。しっぺ。
しで‐う・つ【しで打つ】
[動タ四]砧(きぬた)を盛んに打つの意という。「鹿驚かすてふ引板(ひた)の声、衣—・つ槌の音」〈梁塵秘抄・二〉
しと‐と
[副] 1 動作などが勢いよく急であるさま。「政清が郎等太刀をぬき、立ちてまかりいで—うつ」〈保元・中〉 2 優しく肩などを打つさま。「打ち解け思ひ晴らさうと—打ってぞ誑(たら)しける」〈浄・堀...
死(し)に馬(うま)に蹴(け)られる
賭事(かけごと)などの際、回復が望めないような状態の相手から、大きな痛手を受けることのたとえ。→死に馬に鞭(むち)打つ