せこ‐ぶね【勢子船】
江戸時代、鯨を網に追い込み、もりを打つ役をした船。
せっか‐の‐ひかり【石火の光】
火打ち石を打つときに出る光。きわめて短い時間をたとえていう語。「老少不定の世の中は、—に異ならず」〈平家・一〇〉
せっしょう‐せき【殺生石】
栃木県那須温泉の近くにある溶岩の塊。鳥羽天皇の寵姫玉藻前(たまものまえ)は妖狐の化身で、殺されて石になったという。この石に触った人に災いを与えたので後深草天皇の時、玄翁(げんのう)和尚が杖(つえ...
せっ‐そう【節奏】
リズム。律動。「岸打つ潮に自然の—を聞く」〈鴎外訳・即興詩人〉
せっ‐た【雪駄/雪踏】
《「せつだ」とも。「せきだ(席駄)」の音変化。もと「むしろ(席)の履物」の意で、「雪駄」は当て字》竹皮草履(ぞうり)の裏に革をはった履物。底が痛みにくく、また、湿気が通らない。千利休が工夫したと...
セブン‐シスターズ【Seven Sisters】
英国イングランド南東端、イギリス海峡に臨む白亜紀の石灰岩の海食崖。切り立った断崖の波打つ断面が、7人の乙女が並び立っているように見えることからその名がついた。付近一帯はセブンシスターズカントリー...
せん‐こう【穿孔】
[名](スル) 1 穴をあけること。穴があくこと。また、あいた穴。「—して鋲(びょう)を打つ」 2 人体の器官に穴があくこと。「胃—」
せん‐ちゃく【先着】
[名](スル) 1 先に到着すること。「荷物が—する」「—順」 2 囲碁で、手順として先に打つこと。また、互いの要点に先に打つこと。「—して優位に立つ」
せん‐て【先手】
1 他より先に始めること。また、先回りして自分の立場を有利にすること。「—を取る」⇔後手(ごて)。 2 囲碁・将棋の用語。 ㋐先に着手すること。また、その人。先番。⇔後手。 ㋑相手が応手しなけれ...
先手(せんて)を取(と)・る
「先手を打つ」に同じ。