うって‐かわ・る【打って変(わ)る】
[動ラ五(四)]前の状態・態度と全く変わる。がらりと変わる。「昨日とは—・って快晴になった」
うって‐がえ【打って替え】
1 交替すること。入れ替わり。また、情況ががらりと一変すること。「此度は—に、饑饉疫病等の流行するは」〈田口・日本開化小史〉 2 囲碁で、相手の石を一目取ると、次の相手の一手でその周辺の石全体を...
うって‐がえし【打って返し】
「打って替え2」に同じ。
うって‐つけ【打って付け】
[名・形動]物事がぴったりと当てはまること。また、そのさま。あつらえ向き。「—な役柄」「この仕事は君に—だ」
うって・でる【打って出る】
[動ダ下一] 1 敵に対して攻撃に出る。「敵の正面に—・でる」 2 活動の場にみずから進んで出る。「知事選挙に—・でる」
う・つ【打つ】
[動タ五(四)] 1 物を他の物に向けて強く当てる。 ㋐たたく。ぶつ。「平手で—・つ」「滝に—・たれる」 ㋑勢いよくぶつける。「後頭部を強く—・つ」 ㋒たたいて鳴らす。打ち合わせて、音を立てる...
うつ・つ【打棄つ】
[動タ下二]《「う(打)ちう(棄)つ」の音変化》見捨てる。打ち捨てる。「霊(たま)ぢはふ神も我をば—・てこそしゑや命の惜しけくも無し」〈万・二六六一〉
うつ‐て【打つ手】
[連語]とるべき方法。なすべき手段。「現代の医学でも何も—がない」
打(う)てば響(ひび)・く
働きかけるとすぐに反応する。「—・く受け答え」
たぎゅうらく【打毬楽】
雅楽。唐楽。太食(たいしき)調で新楽の中曲。舞は四人舞。毬杖(ぎっちょう)を持ち、毬(まり)を打つようすを舞にしたもの。玉会(ぎょくえ)打毬楽。