ないざい‐ひひょう【内在批評】
1 ある学説・思想などを、その前提となるものを一応認めたうえで、それに即して批評すること。 2 文芸批評の一。個々の文学作品を、その形式・技巧や主題の性質に関して批評すること。⇔外在批評。
なかお‐ひろし【中尾碩志】
[1919〜1977]プロ野球選手・指導者。三重の生まれ。昭和14年(1939)巨人に入団、速球投手として高い勝率を残した。戦後は技巧派として活躍し、通算209勝を記録。引退後は同球団のコーチ、...
のこり‐がく【残り楽】
雅楽の管弦の特殊な演奏様式の一。楽曲を反復演奏するうち、順次に諸楽器の演奏をやめ、最後に箏(そう)だけを残してその技巧を披露するもの。
パガニーニだいれんしゅうきょく【パガニーニ大練習曲】
《原題、(フランス)Grandes études de Paganini》リストのピアノ曲集。1851年作曲。自身が1838年に作曲した「パガニーニによる超絶技巧練習曲」を改訂したもの。第3曲「...
ひ‐ぎ【秘技】
1 他の人にはまねのできない奥深いわざ。 2 秘密の技術。特に閨房の技巧をいう。
ビブラート【(イタリア)vibrato】
声楽や器楽演奏などで、音の高さを細かく上下に震わせる技巧。
び‐ぶん【美文】
1 美しい語句を用い、修辞上の技巧を凝らした文章。 2 明治中期、文壇に流行した擬古文。「—調」
ビルトゥオーソ【(イタリア)virtuoso】
卓越した技巧を持つ演奏家。名手。
ふ‐さく【斧鑿】
1 おのとのみ。また、それで細工すること。 2 詩文などに技巧を凝らすこと。「其句の巧妙にして—の痕を留めず」〈子規・俳人蕪村〉
マニエリスム【(フランス)maniérisme】
ルネサンスからバロックへの移行期に興った、絵画を中心とする芸術様式。社会的な混乱による精神的危機を反映し、錯綜(さくそう)した空間構成、非現実的な色彩法、幻想的寓意(ぐうい)性など、極度の技巧性...