えんたいりゃく【園太暦】
南北朝時代の日記。洞院公賢(とういんきんかた)著。正式書名は「中園太相国暦記」。重要な政治史料で、応長元年から正平14=延文4年(1311〜59)までに、120余巻が書かれたが、応長元年の完本と...
げん‐ぽん【原本】
1 翻刻・翻訳・抄録などする前の、もとの本。「—との異同を調べる」 2 一定の内容を表示するため、確定的なものとして作成された文書。謄本・抄本などのもとになる文書。「公正証書—」 3 物事の根本...
こころ‐あ・し【心悪し】
[形シク] 1 気だてが悪い。意地が悪い。「容貌(かたち)憎さげに、—・しき人」〈枕・一四一〉 2 気持ちがよくない。気分が悪い。「いささか—・しなど言へば」〈春曙抄本枕・二九一〉
こせき‐とうほん【戸籍謄本】
戸籍の記載の全部を写しとったもの。→戸籍抄本
しどう‐ようろく【指導要録】
小・中・高等学校で、個々の児童・生徒の身体・学力・性向などの発達状況を継続的に記録する表簿。進学先には抄本を送り、原本は作成校に残す。保存期間20年。
しょう【抄】
[常用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉) [訓]すくう すく 1 すくい取る。かすめ取る。「抄掠(しょうりゃく)」 2 書き写す。「手抄」 3 抜き書きする。抜き書き。「抄出・抄本・抄訳・抄録/...
しょう‐ほん【抄本/鈔本】
1 原本のある一部分を書き抜いたもの。「源氏物語の—」 2 歌集や漢籍の注釈書。 3 (抄本)原本となる書類の一部を抜粋した文書。戸籍抄本・登記簿抄本など。→謄本
そう‐めい【聡明】
[名・形動] 1 《「聡」は耳がよく聞こえること、「明」は目がよく見えること》物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。「—な少年」 2 神に供える餅(もち)・きびなど。「—とて、上にも宮にもあ...
とう‐ほん【謄本】
1 原本の内容を全部写して作った文書。戸籍謄本・登記簿謄本など。→抄本 2 戸籍謄本のこと。
ぬき‐ほん【抜(き)本】
1 書物からの書き抜きをまとめた本。抄本。 2 義太夫節の一部分を抜粋した本。丸本(まるほん)に対していう。