れんりひしょう【連理秘抄】
南北朝時代の連歌論書。1巻。二条良基著。正平4=貞和5年(1349)ごろの成立。「僻連抄」を改訂したもの。前半は連歌の沿革、作句の心得などを述べ、後半は式目で、「応安新式」のもととなるものと考え...
ろうぎしょう【老妓抄】
岡本かの子の短編小説。昭和13年(1938)「中央公論」誌に発表。
ローマンしょう【浪漫抄】
多田裕計の俳句集。昭和49年(1974)刊行。
わかどうもうしょう【和歌童蒙抄】
平安後期の歌学書。10巻。藤原範兼著。久安元年(1145)ごろの成立か。万葉集以下の諸歌集の歌を、日・月など22項の部類に分けて語釈・出典を記し、さらに雑体・歌の病・歌合判について述べたもの。
わじたいかんしょう【和字大観抄】
江戸中期の語学書。2巻。文雄(もんのう)著。宝暦4年(1754)刊。片仮名・平仮名・五十音図・いろは歌・仮名遣いなど仮名について説明したもの。
わみょうしょう【和名抄/倭名鈔】
⇒和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)
わみょうるいじゅしょう【和名類聚抄/倭名類聚鈔】
平安中期の漢和辞書。10巻本と20巻本とがある。源順(みなもとのしたごう)著。承平4年(934)ごろ成立。漢語を意義分類し、出典を記して意味と解説を付し、字音と和訓を示す。和名抄。倭名鈔。わみょ...