かさ【暈】
《「笠」と同語源》太陽や月の周囲にできる淡い光の輪。光が高層大気中に浮かぶ氷の微細な結晶を通過するときに屈折して起こる。日暈(ひがさ)・月暈(つきがさ)の類。光環(こうかん)。ハロー。うん。
かざおり‐えぼし【風折烏帽子】
立(たて)烏帽子の頂が風に吹き折られた形の烏帽子。狩衣(かりぎぬ)着用のときにかぶる。右折りは上皇、左折りは一般が用いた。平礼烏帽子(ひれえぼし)。かざおり。
かざ‐おれ【風折れ】
樹木などが風で折られること。かざおり。「柳に—なし」
かざ‐くち【風口】
《「かざぐち」とも》 1 風が吹き込む口。通風口。 2 立烏帽子(たてえぼし)の頭から余って後ろに出た部分。 3 折烏帽子(おりえぼし)のひな形の後ろの穴。
かし‐おり【菓子折(り)】
菓子を入れた折り箱。主として贈答に用いる。
かしきんぎょう‐ほう【貸(し)金業法】
貸金業規制法(貸金業の規制等に関する法律)の新名称。平成19年(2007)の改正の折に名称を変更。昭和58年(1983)、貸金業を届出制から登録制に変更、貸金業の適正な運営と貸金需用者の利益の保...
かしわ‐もち【柏餅】
1 しんこ餅を平たく楕円形にのし、小豆あんや味噌あんを入れて二つ折りにし、カシワの若葉で包んで蒸した菓子。端午の節句の供物とする。《季 夏》「手づくりの—とて志野の皿/秋桜子」 2 二つ折りにし...
かじ・ける【悴ける】
[動カ下一][文]かじ・く[カ下二]《古くは「かしく」》 1 手足が凍えて自由に動かなくなる。かじかむ。「寒さで手が—・ける」 2 やせ細る。衰え弱る。「衣裳(きもの)弊(や)れ垢(あか)つき、...
か‐じつ【過日】
過ぎ去ったある日。せんだって。先日。「—お目にかかりました折」
か‐じゅう【家従】
1 もと、親王家・王家の家令の次席。また、華族の家の家扶(かふ)の次席。 2 家臣。「藤堂が—等も」〈折たく柴の記・下〉