おしこみ‐はんばい【押(し)込み販売】
企業などが、取引先から注文された数量以上の商品、または注文されていない商品を強引に売りつけること。売上目標の達成や在庫処分などのために行われる。
おし‐こ・む【押(し)込む】
[動マ五(四)] 1 押して中へ入れる。無理に入れる。詰め込む。「本をかばんに—・む」 2 無理に入り込む。押しかける。「いきなり細君が—・んで来た」〈秋声・爛〉 3 強盗に入る。「二人組が—...
おし‐こめ【押(し)込め】
1 無理に入れること。 2 江戸時代の刑罰の一。一定期間自宅に閉じ込めて外出を禁じるもの。武士のほか庶民にも科した。
おし‐こ・める【押(し)込める】
[動マ下一][文]おしこ・む[マ下二] 1 押して、中のほうへ入れる。無理に入れる。押し込む。「がらくたを物置に—・める」 2 閉じ込めて外へ出さない。監禁する。「奥の部屋に—・める」 3 心に...
おし‐こ・る【押し凝る】
[動ラ四]集まってひとかたまりとなる。一団となる。「女房三十人ばかり—・りて」〈源・葵〉
おし‐ころ・す【押(し)殺す/圧し殺す】
[動サ五(四)] 1 おさえつけて殺す。圧殺する。 2 感情などをおさえつけて、外へ表れないようにする。「笑いを—・す」「—・したような声」
おし‐ごと【押し事】
無理を押しつけること。無理強い。「知ってゐながらこの叔母が—したるそのとがめ」〈浄・女腹切〉
おし‐さ・げる【押(し)下げる】
[動ガ下一][文]おしさ・ぐ[ガ下二] 1 押して下の方へさげる。「揚げ戸を—・げる」 2 心を落ち着かせる。気持ちをおさえてしずめる。「日頃の強き死顔見て…膝節(ひざぶし)がたがた、がたつく胸...
おし‐しずま・る【押(し)静まる】
[動ラ五(四)]物音も立てず、静かになる。「迫真の演技に観客は—・った」
おし‐しず・める【押(し)沈める】
[動マ下一][文]おししづ・む[マ下二] 1 力を込めて沈ませる。「桶(おけ)を川へ—・める」 2 故意に待遇を悪くする。「おとどの、強ひて女御を—・め給ふもつらきに」〈源・少女〉