おし‐ゆ【押(し)湯】
鋳物を作るときに、鋳型に余分に注入する溶融した金属。鋳物が冷却・凝固するときに全体が収縮したり、内部にすきまができたりするのを防ぐために行う。
おし‐よ・せる【押(し)寄せる】
[動サ下一][文]おしよ・す[サ下二] 1 激しい勢いで迫る。「群衆が—・せる」「大波が—・せる」 2 押して一方に寄せる。「机を窓際に—・せる」 3 押してその方に近づける。「御簾(みす)のも...
おし‐わ・ける【押(し)分ける】
[動カ下一][文]おしわ・く[カ下二]群がっているものを左右に押しつけるように分け開く。かき分ける。「夏草を—・けて歩く」
おしわり‐むぎ【押(り)割り麦】
大麦を押しつぶして割ったもの。おしわり。
おす
[感]若い男性どうしが出会ったときに使うあいさつ語。親しい間柄で使われる。おっす。 [補説]「押忍」とも当てて書く。
お・す【押す】
[動サ五(四)] 1 動かそうとして上や横から力を加える。 ㋐向こうへ動かそうとして力を加える。「荷車を—・す」「—・しても引いても動かない」 ㋑櫓(ろ)を使って舟を進める。「櫓を—・す」 2 ...
押(お)すな押(お)すな
人が押し合うほど、いっぱい詰めかけて混雑しているさま。
押(お)すに押(お)されぬ
「押しも押されもせぬ」に同じ。「—大スター」
おせ‐おせ【押せ押せ】
《動詞「お(押)す」の命令形を重ねた語》 1 試合や勝負事などで、勢いに乗じて相手を一気に圧倒すること。「—で行く」「—ムード」 2 日程や仕事がたてこんで、時間の余裕がなくなること。「仕事が—...
おっ【押っ】
[接頭]《動詞「お(押)す」の連用形「おし」の音変化》動詞に付いて、意味・語調を強める。「—ぱじめる」「—たまげる」