しゅう‐ほ【襲歩】
馬術・競馬で、馬を最大速力で走らせること。また、その走り方。速度は1分間1000メートル以上になる。ギャロップ。 [補説]駈歩(かけあし)(駆け足3)と同じように、左右の足が非対称に動き、一完歩...
しょう‐せつ【小節】
1 文章などの、小さな区切り。 2 楽曲の拍子に基づいて、譜面の上で縦線と縦線とで区切られた部分。 3 《「節」は節操の意》ちょっとした義理。「—にこだわって大義を忘れる」
しょさ‐ぶたい【所作舞台】
歌舞伎で、所作事または特定の場面のとき、足のすべり具合をよくし、また足拍子がよく響くように、舞台や花道上に長方形のヒノキ板を敷きつめて設けた低い二重舞台。置き舞台。敷舞台。
しょ‐ちゅう‐ご【初中後】
物事の初め・中ごろ・終わりの三段階。中世の芸道、文芸論などで使った用語。「拍子は—へわたるべし」〈花鏡〉
しら‐ごえ【白声/素声】
《「しらこえ」とも》 1 平曲で、節をつけずに朗読するように語ること。 2 能で、乱拍子(らんびょうし)の小鼓や懺法(せんぼう)の太鼓を打つときに発する掛け声。 3 日本芸能の発声法の一。一種の...
しらせ【知らせ/報せ】
1 知らせること。また、その内容。通知。「合格の—を待つ」「悪い—が届く」 2 何か事が起こるような兆し。前兆。「不吉な—」「虫の—」 3 歌舞伎で、幕開きや舞台転換などのとき、その合図に打つ拍子木。
しら‐びょうし【白拍子】
1 (「素拍子」とも書く)雅楽や声明(しょうみょう)で、笏(しゃく)拍子や扇拍子だけで歌うこと。 2 平安末期から鎌倉時代にかけて流行した歌舞。また、それを演じる遊女。今様などを歌い、水干・立烏...
シー【C/c】
1 英語のアルファベットの第3字。 2 順序・段階・等級などの3番目。「—クラス」 3 〈C〉《(スウェーデン)Celsius》セ氏温度を表す記号。 4 〈C〉《carbon》炭素の元素記号。 ...
じばい‐き【地張い木】
地張い(地張り)のときに、布を板面に密着させてしわを伸ばすのに用いる、拍子木形の桜・樫(かし)などの木片。
じ‐びょうし【地拍子】
謡曲で、詞章を一定のリズムに乗せるための方式。八拍子(やつびょうし)を基本とし、平ノリ・中ノリ・大ノリの三つの型がある。