メトロノーム【(ドイツ)Metronom】
楽曲のテンポを示す器械。振り子の原理を応用して拍子を刻む装置で、1816年にドイツ人のJ=N=メルツェルが特許を得たのち普及した。現在では電子式のものもある。拍節器。
メヌエット【(ドイツ)Menuett】
フランスに起こり17、8世紀ヨーロッパの宮廷で流行した典雅な舞踏および舞曲。三拍子で中庸の速度をもち、のちには器楽曲の楽章にも用いられた。ミニュエット。
もと‐びょうし【本拍子】
宮廷の御神楽(みかぐら)で、本方(もとかた)の主唱者。⇔末拍子(すえびょうし)。
やっこどうじょうじ【奴道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄・常磐津(ときわず)・富本。本名題「道成寺思恋曲者(どうじょうじこいはくせもの)」。文政12年(1829)江戸中村座初演。「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」の変形で、狂言師が白拍...
ゆう‐じょ【遊女】
1 江戸時代、公認の遊郭、また宿場などにいた娼婦。女郎。娼妓(しょうぎ)。傾城(けいせい)。 2 歌舞により人を楽しませ、また、枕席にもはべることを業とした女。白拍子(しらびょうし)・傀儡女(く...
ユーカラ
《アイヌ語で、詞曲の意》アイヌに口承されてきた叙事詩。棒で拍子をとり、節をつけて語る。狭義には、少年ポイヤウンペの武勲・遍歴を物語る長編の英雄叙事詩をいう。広義には、自然神・人文神が来歴などを語...
ユーロビート【Eurobeat】
電子楽器を用いた、四拍子の繰り返しを特徴とするダンス音楽。1980年代にヨーロッパで起こり、日本でもディスコブームの広がりによって流行した。
よ‐かぐら【夜神楽】
1 夜に行われる神楽。宮中の御神楽(みかぐら)や各地の民俗芸能の神楽も、正式には夜を徹して行われるものが多い。《季 冬》 2 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓・大拍子(だいびょうし)・能管または大太鼓...
よ‐まわり【夜回り/夜廻り】
夜、警備のために所定の地域や建物内を見回ること。特に、冬の夜、火災防止のために拍子木などを打ちながら町内を見回ること。また、その人。夜警。夜番。《季 冬》
よみ‐もの【読(み)物】
1 本などを読むこと。「家で—をする」 2 読むために書かれたもの。書物。また、気軽に読めるように書かれたもの。「高校生向けの—」「公害問題を—にまとめる」 3 読むに値するような文章・書物。「...