じゅうぞく‐かんけい【従属関係】
1 論理学で、上位概念に対する下位概念の関係。例えば、動物という概念は生物という概念に従属する。 2 身分上、政治上のつながりなどにおいて、他のものに拘束されている関係。
じ‐ゆう【自由】
[名・形動] 1 自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。「—な時間をもつ」「車を—にあやつる」「—の身」 2 勝手気ままなこと。わがまま。 3 《freedom》哲学で、消極...
じゆう‐いし【自由意志】
他から強制・拘束・妨害などを受けないで、行動や選択を自発的に決定しうる意志。「君の—で決めたらよい」
じゆう‐さいりょう【自由裁量】
法の拘束に対して一定の範囲内で行政庁の自由な判断や行為が許されること。
じゆうしそう‐か【自由思想家】
1 教会や聖書の権威にとらわれず、理性的見地から神を考察した17、8世紀のヨーロッパの理神論者たち。コリンズの「自由思想論」から、この名称が有名になった。 2 一般に、権威や教条に拘束されず自由...
じ‐りつ【自律】
1 他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。「—の精神を養う」⇔他律。 2 カントの道徳哲学で、感性の自然的欲望などに拘束されず、自らの意志によって普遍的道徳...
スピーチ‐ロック【speech lock】
言葉で相手の行動を制限したり、拘束したりすること。特に医療や介護の現場で、患者や高齢者の行動を言葉で制限・拘束すること。
せいさい‐けつぎ【制裁決議】
1 議会・国際会議・機関などが、規範に反する不当な行為を行った相手に対して制裁を科すことを決定すること。 2 国連安全保障理事会による問題対応策の一。当事国に対し、改善要求や非難などをした上で、...
せいていほう‐しゅぎ【制定法主義】
立法府が文書の形で制定した成文法を最も重要な法源とする考え方。裁判官は紛争の解決に際して法律にのみ拘束されるが、条文の解釈・運用を補完するものとして判例も重視される。大陸法の基本的な特徴の一つ。...
せかい‐じんけんせんげん【世界人権宣言】
1948年、第3回国連総会で採択された人権に関する世界宣言。法的拘束力はないが、すべての人民・国家が達成すべき基準を示す。これに基づき「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約」「市民的お...