たつか‐ゆみ【手束弓】
手に握り持つ弓。たつかの弓。「—手に取り持ちて朝狩(あさがり)に君は立たしぬ棚倉(たなくら)の野に」〈万・四二五七〉
手綱(たづな)を締(し)・める
1 馬が勝手に走らないように手綱を引きしぼって持つ。 2 勝手な言動をしたり、気を緩めたりしないように他人を抑制する。「活を入れてスタッフの—・める」
たて【盾/楯】
1 敵の矢・石・剣などを防ぐための板状の武具。手に持つ手盾と、地上に並べておく垣盾(かいだて)とがある。大きさや形はさまざまで、材料も木・皮・金属などがある。 2 防ぎ守る手段。また、自分の立場...
た‐ばさ・む【手挟む】
[動マ五(四)] 1 手や脇にはさんで持つ。「弓矢を—・む」「書類を—・む」 2 腰に帯びる。「大小ヲ腰ニ—・ム」〈和英語林集成〉
たま‐くしろ【玉釧】
[名]玉をつないで作った腕輪。「其の女鳥の王の御手に纏(ま)かせる—を取りて己が妻(め)に与へき」〈記・下〉
[枕]手に巻く意から、「まく」「手に取り持つ」にかかる。「—まき寝(ぬ)る妹(い...
玉(たま)を懐(いだ)いて罪(つみ)あり
《「春秋左伝」桓公一〇年から》身分不相応のものを持つと、とかくわざわいを招くことになる。
た‐も・つ【保つ】
[動タ五(四)]《「手(た)持つ」の意とも、「持つ」に接頭語「た」が付いたものとも》 1 ある状態を変えないで続ける。「常時、室内は二〇度に—・たれている」 2 損なわれたり乱れたりしないように...
たら‐ぼさつ【多羅菩薩】
《(梵)Tārāの音写。きらめくものの意》胎蔵界観音院の一尊。観世音菩薩の目の光から生じたといわれ、女性の姿をし、合掌した手に青い蓮華(れんげ)の花を持つほか、種々に表される。多羅尊観音。
たん‐せい【単声】
音楽で、単一の声部のみを持つこと。モノフォニー。
たん‐とう【担当】
[名](スル)一定の事柄を受け持つこと。「営業部門を—する」「—者」