もち‐ぶん【持(ち)分】
1 全体の中で各人が所有または負担している部分や割合。 2 共有関係において、各共有者が共有物について持つ権利、またはその割合。 3 社団法人において、合名会社・合資会社・合同会社の社員、協同組...
もち‐りょう【持ち料】
1 自分のために持つもの。また、携帯用のもの。「此度は—の鎧を比べさせられうとの御事でござる」〈虎寛狂・鎧〉 2 生まれつきのもの。「江口の遊女—のちぢれ髪」〈柳多留・二五〉
も・つ【持つ】
[動タ五(四)] 1 手にとる。手の中ににぎる。「重たい荷物を—・つ」「右手にペンを—・つ」 2 身につける。たずさえる。携帯する。「財布を—・たないで出かける」「いつもハンカチを二枚—・ってい...
も・てる【持てる】
[動タ下一]《持つことができる意の「も(持)てる」から》 1 保たれる。維持される。「座が—・てない」 2 人気がある。人から好意をもたれ、よい扱いをうける。「年上の女性に—・てる」
もの‐かな
[連語]《形式名詞「もの」+終助詞「かな」》活用語の連体形に付く。感動・詠嘆を表す。…ものだなあ。…ことよ。「あはれ、人の子をば持つまじかりける—」〈平家・二〉
もろ‐もち【諸持ち】
複数の人で持つこと。共同ですること。「かの人々の口網も—にて」〈土佐〉
もんだいかいけつがた‐さいばんしょ【問題解決型裁判所】
薬物依存・家庭内暴力などの心理的・社会的問題や精神疾患を抱えた被告人に対して、通常の刑事司法手続きではなく、専門家による治療プログラムを提供し、被告人が抱える問題の解決・改善を図る裁判所。欧米で...
やく‐いん【役員】
1 ある役目を担当する人。「大会—の指示に従う」 2 会社・団体などの経営・業務執行・監査などを受け持つ幹部職員。
やくし‐にょらい【薬師如来】
《(梵)Bhaiṣajyaguruの訳》東方浄瑠璃(じょうるり)世界の教主。12の大願を立てて、人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏。古来、医薬の仏として信仰される。像は通例、右手に...
やっ‐と
[副] 1 たくさん。たいそう。「その外に川魚屋もまだまあ—あれどな」〈滑・浮世風呂・二〉 2 はるかに。ずっと。「荷を持つ方が—気楽な」〈浄・伊賀越〉