じんこう‐いんとう【人工咽頭】
咽頭摘出または気管切開した場合の代用発声の一つ。声帯の代わりとなる電気的な振動板をもつ小型機器を喉元に直接当てて、振動音を口腔内で共鳴させ、口や舌を動かすことによって発声する。電動式人工咽頭。電...
すいしょう‐しんどうし【水晶振動子】
水晶を結晶軸に関して一定の方向に切り取った板または棒に電極を配置して支持容器に収めたもの。圧電気現象を利用した振動子として水晶発振器、超音波の発生・検出などに利用。
すいしょう‐はっしんき【水晶発振器】
水晶振動子を利用した発振器。きわめて正確な安定した周波数の電気振動を発生させるので、通信・放送用の発振器や精密時計などに用いられる。クリスタルオシレーター。
すいしょう‐まくあつけい【水晶膜厚計】
水晶の固有振動数の変化から水晶表面に堆積した物質の厚さを計測する膜厚計。蒸着やスパッタリングによる薄膜の厚さの測定に用いられる。
すいちょく‐へんぱ【垂直偏波】
直線偏波のうち、電場の振動方向が地面に対して垂直のもの。ラジオ放送や携帯電話の電波に用いられ、送受信アンテナは地面に対して垂直に設置される。→水平偏波
すいへいたいこう‐エンジン【水平対向エンジン】
レシプロエンジンの形式の一。シリンダー上部が向かい合い、ピストンの動きが打ち消し合うように配置される。振動・騒音が少なく、自動車の場合は車体の重心を低くできる。一方、全長が短いものの幅が広いため...
すいへい‐どう【水平動】
地震などの振動で、水平方向の揺れ。⇔上下動。
すいへい‐ふりこ【水平振(り)子】
鉛直線からわずかに傾いた軸のまわりを振動する振り子。振動の周期が非常に長いので地震計に利用。
すいへい‐へんぱ【水平偏波】
直線偏波のうち、電場の振動方向が地面に対して水平のもの。地上波テレビ放送に用いられ、送受信アンテナは地面に対して平行に設置される。→垂直偏波
ステライル‐ニュートリノ【sterile neutrino】
すでに確認されている3種類のニュートリノ以外に、その存在が示唆されるニュートリノ。弱い相互作用を起こさず、実験による直接的な検出が不可能とされる。通常のニュートリノがニュートリノ振動などによって...